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「わかる」を「できる」にするために必要なこと

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

「わかる」と「できる」は違います。
「説明を聞いて『わかる』」が第1レベル、「自分の力で『できる』」が第2レベルです。そして、テストで点数を取るためには「できる」レベルが必要です。

実は「わかる」レベルはクリアできていても、「できる」レベルに到達していない子は、結構多くいるものです。
「授業内容は分かるんだけど、テストになったら分からない」という子がその典型的なタイプです。

「わかる」を「できる」にするために必要なことは、「類題演習」です。
わたしは授業で新しいことを教えたら、原則としてその場で類題をさせます。その日の宿題にも類題を入れます。

授業で習って「わかった」やり方を、まずはマネして自分でやってみます。ここでできなければノートを少し戻って授業内容を見直したり、質問したりしてもう一度理解したのち、自分でできるようになるまで再度やってみるのです。

ここで非常に大切な注意がひとつ。
それは「必ず鉛筆を持ってノートなどに書いて解く」です。
問題を目の前にして、頭の中だけで考え方をトレースするだけでは「できる」レベルに到達できません。

宿題の答えを丸写しするような手抜きをやってしまうと、自分の力で「できる」ようになる訓練の機会を逃していることになり、宿題の意味が全くなくなってしまいます。
類題演習を丁寧にやって、「わかる」を「できる」にレベルアップさせましょう。

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