2.42015
休憩中に気分転換の勉強
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
高校入試の受験の直前です。この時期になると、多くの受験生が時間を惜しんで勉強します。
残された時間のなさが、受験生たちに火をつける感じです。
この時期よく「あと一か月あったらなぁ」とか言う子がいますが、もちろん時間は戻りません。
こんな子に「家での勉強の休憩時間にも勉強できるよ」とアドバイスすることがあります。
それって休憩になってないですよね、という反論が返ってきますが、ちゃんと休憩にもなっています。
その方法は、「ある教科の休憩時間に他教科の勉強をする」というものです。
例えば、数学で問題演習をやっていたとします。まだまだそれが続くので、少し休憩をすることにしたとします。
そのときに、リビングで紅茶でも飲みながら、社会のまとめを見て暗記するのです。
休憩の目的には、「気分転換」があります。ある教科の休憩時間に他教科の勉強をすると、気分転換の効果があるのです。
ポイントは、場所を変えて少しリラックスしながら、今やっている勉強と違うタイプの勉強をすることです。演習系の勉強の休憩時間に暗記系の勉強をするのがよいと思います。
場所を変えてリラックスすることは、暗記することにも効果があります。
また数学の勉強に戻った時に、普通に休憩したときと同じようなリフレッシュ感があり、立派に休憩の効果があります。
もちろん、完全に何もせずに頭を休ませ、気分転換する休憩もとる必要がありますが、入試までの限られた時間を少しでも有効に使いたいのであれば、こういう方法もアリなのです。