7.72020
油断しないウサギには追いつけない
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾では本日から期末テストの対策授業がスタートしました。
対策授業に入るまでに、各教科の担当から「教科書を確認する」「学校のワークを進める」「単語・漢字を覚える」など、各教科で本格的にテスト勉強を始めるにあたり、前もってしておくべきことの指示が出されます。
対策授業のはじめにこれらの内容がどれくらいできているかをチェックするのですが、その状況でテストの結果をある程度予測することができてしまいます。
まず、他の子に対して大きく出遅れてしまった場合、その遅れは最後まで埋まらないことが多いです。
有名な『ウサギとカメ』の話があります。このお話では油断したウサギがお昼寝をしてしまってカメが勝利するのですが、もしウサギが油断しなかったらカメは勝つことはできません。また、ウサギの相手がカメでなく同じくらい足の速いウサギBだとしても、一旦ウサギAに先行されてしまえば、ウサギAがそのペースを緩めない限りウサギBが逆転勝利を収めるのは困難です。
だからこそ「スタートダッシュ」は大切です。あとから追うカメやウサギBでなく、ウサギAになって油断しないことが最もよいのです。
まずは普段から授業をまじめに受けてその場その場で理解していくこと。そしてテスト前になると早めからテスト勉強を開始すること。もちろん、テスト勉強の期間中は油断せずに勉強を進めること。そうすると、高い確率で勝利することができるでしょう。
テスト勉強のスタートが少し遅れてしまった子は、先行した人に大きな差をつけられる前に何とか追いつくことができるようにがんばらなければなりません。