11.62014
そりが合わない先生
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
子どもたちと話をしていると、学校のことがよく話題になります。
その中で、「学校の××先生、嫌いなんです」ということを聞くことがあります。
なぜそうなのか聞いてみると、「えこひいきする」とか、「口うるさい」とか、「バカにされてる感じがする」とか、いろいろ返答が返ってきます。
なるほど・・・
子どもたちに対してはわりと「口うるさい」ですから、わたしもウラで悪口を言われているかも知れませんね(笑)
まあ、子どもたちは何かと理由をつけていますが、要するにその先生とは「そりが合わない」ということなのでしょう。
生徒と教師の間だけではなく、あらゆる人間関係において、「そりが合う」「そりが合わない」ということはあるものです。人には感情がありますので、そりが合わない人は誰にでもいるでしょう。感情を抑えて理屈・理性だけでその人のことを理解しようとしてもなかなか難しいと思います。子どもなら、なおさらでしょう。
その感情がどこかで表面に出てしまい、その先生の教えている教科まで嫌いになってしまうことがあります。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってやつです。
そうなるとその教科への取り組みがどうしても不真面目になり、分からなくなり、成績が下がることになります。
人なので、やはり感情的に合う合わないはあります。しかし、そのせいで自分の可能性をつぶしてしまうのはよくありません。
先生とはそりが合わなくても、その先生が教えている教科には何の罪もありません。その教科に対して、まじめに、真剣に取り組むべきです。
「そりが合わない」という感情によって、自分の未来にフタをしたくはありませんからね。