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志望校を書く順序

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

9月に実施された中3外部模試の結果が送付されてきました。
塾を通して受験した子の成績は塾に返って来ます。昨日はちょうど中3の授業でしたので、子どもたちに個人成績表を返却しました。
個人成績表には、今回の模擬テストの詳しい成績数値と志望校判定が記載されます。今回の模試では公立高校は第1志望から第3志望まで書くことができて、それぞれの志望校への合格判定が出ます。

わたしも一人ひとりの個人成績表を見ましたが、少し気になることがありました。

それは、「志望校を書く順序」です。

例えば、難易度の高い順にA高校→B高校→C高校となっていたとします。
一番難しいA高校を第1志望にしているなら、普通、模試の志望校記入欄には、
第1志望:A高校
第2志望:B高校
第3志望:C高校
と、A→B→Cいう順序で書くはずです。

しかしこれを、
B→A→Cという順序で書いたり、C→B→Aという順序で書いたりして、一番行きたい高校を第1志望に書かない子がいるのです。

A高校を志望校として掲げているにも関わらずこの順序で書く子は、第1志望校に対して少し弱気になっていることがあります。
第1志望の欄に堂々と「A高校」と書けない後ろめたさや自信のなさが表れているのです。

細かいことのようですが、こういうところに子どもの現在の気持ちや志望校へのモチベーションがよく表れます。
こういう状態では、勉強を続けていても第1志望に届かない可能性があります。
昨日も気になる子には声をかけて確認をしました。

最後の最後まで第1志望はあきらめてはいけません。
一番行きたい高校は第1志望の欄にビシッと書き、それに向かって自分を奮い立たせ、誰よりも努力すると決意し、そして行動する・・・そんな強い意志と行動力を、子どもたちには持ってもらいたいと思います。

もちろんそのために、わたしたちは精一杯のサポートをして励まし続けなければならないのは言うまでもありません。

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