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雨の開会式

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

9月8日、リオデジャネイロパラリンピックが開幕しました。

(余談ですが、わたしは個人的にはパラリンピックはオリンピックと同時に行えばもっと盛り上がるのに、と思っています。たとえば、オリンピックの走り幅跳び決勝の翌日にパラリンピックの走り幅跳び決勝を行うというように・・・。)

わたしはたまたまテレビで開会式の一部を見ました。
わたしが見たのは選手入場がすでに終わっていた開会式の後半で、現地は少し雨が降っているようでした。

雨は、聖火ランナーがスタジアム内でリレーするころに激しくなりました。
しかし聖火は激しい雨の中でも燃え続け、ランナーの一人が転倒してトーチを落としても、消えることはありませんでした。

雨の中でも消えない聖火。ゆっくりと、しかししっかりと進む聖火ランナー。

テレビの実況が「(選手たちが)いろいろな困難を乗り越えて、前向きに生きていることを象徴するようですね」ということを言ったとき、わたしの目からなぜか涙がこぼれてきました。

本当にそうだと思いました。

・・・自分はどうか。
五体満足で生まれてきて、病気もせず、環境や人にも恵まれて幸せに暮らしています。
少しの困難で文句を言ったり、怠けたりしてはいけませんね。

ある選手が言っていました。
「ないものを嘆くのではなく、あるものを感謝してそれを生かすのです」

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