6.12016
国語の教科書の文章
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
わたしは、テスト対策の準備をするときなどには教科書を見ることがあるのですが、国語の教科書の文章をついつい読み込んでしまうことがあります。
国語の教科書には論説文、小説文、古文、漢文とさまざまなジャンルの文章があり、それぞれの文章のテーマも豊富です。また、最近の教科書はカラーの写真や楽しいイラストなども多く掲載されています。
長い文章では、一番読みごたえのある部分が抜粋されて、「おいしいところ」がすぐに読めます。
小説文では少しホロッときたり、論説文ではなるほどと思ったり、日常生活の中ではほとんど目にすることのない古文や漢文を味わうことができます。それでありながら、国語の学力をつけるためのさまざまな仕掛けもほどこされているのです。
時間が許せば、すみずみまでずっと読んでいたい気分になってしまいます。
大人から見ると、教科書は知的好奇心をくすぐられる素晴らしい「読み物」です。これを子どもたちはタダでもらえるわけです。
保護者の方も、機会があれば一度読んでみてはいかがでしょうか。
でも残念ながら、当の子どもたちはそんなこと思っていません(笑)
子どもの中では「教科書=勉強」であり、勉強は「したくないもの」なのです。
わたしも子どものときはそうでした。内容については最低限の箇所しか読まず、ページの隅にパラパラマンガを描いたり、著者の写真に落書きをして友達と面白さを競ったりとバチあたりなことをやっていました(笑)
まあ、それはそれで結構楽しい思い出となっているのですが。
大人からすると「もったいない」と思いますよね。
今の子たちも大人になったらそういうことを感じるのでしょうね(笑)