9.152014
忘れるのはしょうがない。でも・・・
こんにちは。陽塾代表の原田基生です。
前回の授業で「大切です」と板書して、目立つようにノートに残させ、覚えておくように言っていたのに、次回の授業でそのことを聞くと忘れてしまっている・・・。
陽塾でもよくあります。
子どもが前回の授業の内容を忘れている。これはよくあることです。
ヒトは忘れる生き物ですし、わたしは忘れることはしょうがないと思っています。
実はわたしが重要だと考えるのはそのあとの場面です。
多くの子は「あぁーそんなんあったなぁ」という顔をしていますが、それだけです。
これがいけません。
わたしはすかさず「すぐにメモしなさい」と指示します。
大切なことは、忘れていることが発覚した時に、
「もう一度、その場でアタマに入れる」
ということなのです。
その場でメモするとか、少なくとも前回のノートを見てみる、といった動作がすぐにできるようになれば、定着する率も上がります。
忘れたら、また覚えればよいのです。その努力をしてほしいのです。
まさに「七転び八起き」。
「七回忘れたら八回覚える」ことを子どもたちにやってもらいたいと思います。