2.102016
あいさつされて応援したくなる
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
今日は京阪神の私立高校の入試日です。
わたしも朝から応援に行き、高校の門の前に立って陽塾の受験生たちを激励してきました。
入試日の朝は、校門付近にはその学校の先生や塾の先生たちが立っています。そういう大人たちが待ち構えているところに受験生たちがやって来るのです。
塾の先生は、自分の教え子に声をかけるためにそこにいるのですが、わたしのようなエエ年のおっさんが悠々と立っていると、多分その高校の先生だと間違われているのでしょう、結構多くの見ず知らずの受験生がわたしに「おはようございます!」と自分からあいさつをしてくれるのです。
自分の高校受験のとき、友人に「入試の日はその高校の先生が変装して受験生が駅から来る様子をチェックしていて、真面目に行動していなかったら不合格にさせられるらしいぞ!」とガセネタを吹き込まれた小心者のわたしはびびってしまい、詰め襟のホックをちゃんと閉じて、学校の校門前では自分からしっかりあいさつしていたように思います(笑)
・・・いやいや、高校の先生そんなヒマじゃないし。そもそも顔を知らないんだから変装する必要もないし。
今の子たちもそんなことを話題にしているのでしょうか(笑)
とにかく彼らは、直後にテストを控えて緊張しているのに、自分からあいさつしてくれるのです。
何と健気なんでしょう。
わたしも「多分学校の先生と思われてるんやろな」と思いながら、にこやかにあいさつを返します。
そしてたったそれだけのやりとりで、その子を応援する気持ちが生まれます。
ここで出会い、あいさつしたのも何かの縁です。
「がんばってね」
その子の背中に心の中で応援の言葉を送ります。