11.302015
動けるようになってきた
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
中学生の子たちは今日から期末テストです。昨日の日曜日はテスト直前の勉強会をやりました。
前回の中間テストの勉強会のとき、休憩時間のあとの勉強開始時刻を守らせるために小ワザを使ったことをこのブログで書きました。
休み時間あとの勉強開始時刻を前のホワイトボードに書いておいて、開始時刻になっても勉強を始めない場合、開始時刻が押した分終了時刻を伸ばす、という少し意地悪な小ワザです(笑)
昨日もその小ワザを使おうと思っていました。
これまでの勉強会でも何度か使ってきました。やはり高学年の子や精神年齢の高い子は感づいて開始時刻直前になるとチャッと自席に戻って勉強の準備をするのですが、低学年や子どもっぽい子はそんなこと忘れてしまうことが多く、終了時刻を延長されてしまうことが何度かありました。
しかし昨日は一度もその意地悪な小ワザを使うことがなかったのです。
確かに気づくスピードには個人差がありましたが、気づきの早い子の行動を見て、そうでない子も気づいて動くことができました。その進歩がうれしかったです。
何度か休憩時間はありましたが、勉強開始時刻になるとわたしが何も言っていないのにどの学年の子もちゃんと勉強に突入できたのです。
やっとわたしの意地悪な性格をみんなが理解してくれました(笑)
決められた時刻はしっかりと守る。
これはしつけの一つです。
子どもたちはそれを「学習」してくれたのです。みんなえらかったです。
昨日の勉強会では、そのちょっとしたうれしさをかみしめていました。