9.32014
代弁者
こんにちは。陽塾代表の原田基生です。
陽塾の対象学年は小4から中3です。この時期は思春期とか反抗期とかいろいろいいますが、シングルエイジが終わってから15歳くらいまでの、いわゆる「難しい時期」です。
特に中学生になると親との関係も少し変化が見られ、ややぎくしゃくした感じになります。
子どもと親が衝突することもしばしばあります。
「親の心子知らず」とはよく言ったもので、親の愛情がうまく伝わらない時期ですね。
この時期にある子どもたちは「大人」に対して反発心を持ちます。特に親にです。
これは精神的な成長過程の一つなので誰もが通る道ですが、やっぱり心配です。
子どもは、自分が認められている、大切にされている、と感じたいと思っています。
甘やかしてはなりませんが、親の承認や愛情をしっかりと子どもに伝えることは必要なことだと思います。
でも、親が子どもに面と向かって「あなたのことが大切です。あなたを愛しています」とはなかなか言えません。
わたしは、子どもを見守る大人の一人として、親の思いや愛情を、親に代わって子どもに伝える「代弁者」でありたいと考えています。
「お母さんが口うるさく言う理由が分かるか?」
「自分がもしお父さんやったらどう思うやろ?」
「親はどんな思いで育ててくれてるんやろ?」
親子・家族ではない第三者だからこそ言えることです。
でもその第三者も「しょうもない大人」なら子どもは聞いてくれません。
子どもに認めてもらえる第三者の大人。
しっかりとした「代弁者」になれるように、日々精進しないといけません。
がんばります。