10.302015
打たれ強い子
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
タフというか、とても「打たれ強い子」がいます。
いい意味でも悪い意味でも打たれ強い子です。
いい意味での「打たれ強さ」とは、厳しく指導してもそれにしっかりと耐えられるということです。
指導する側も変に気遣いなく指導することができますので、良かれと思うことをすべてその子にぶつけることができます。
「これも言いたいけど、今言うとちょっと凹みそうだな」とか、「これを言うとちょっとヘソを曲げそうだな」と感じて、じゃあこれは次の機会に・・・などと、その場の指導を躊躇してしまうことがありません。
このタイプの子は、教師にウソをつくようなことは少なく、やっていなければやっていないと正直に白状します。
まあ、それもあって叱られることが多く、不器用なところがありますが性格的にはいい子が多いのです。
悪い意味での「打たれ強さ」とは、同じことを繰り返し、なかなか変化が表れないということです。
馬耳東風というか、のれんに腕押しというか、こたえないのです。
それで同じことを繰り返し、また同じことで叱られることになるのです(笑)
打たれ強いということは、ある意味頑固なところがあるということなのでしょう。
こういう子には厳しいめに接して、少し「力づく」で言うことを聞かせることが必要です。
そして行動を変えさせ、何とか結果が出るように仕向けます。
そして結果が出れば、思いっきり褒めます。
褒められたときは照れますが、本当にうれしそうな笑顔を見せてくれます。
その笑顔をまた見たいので、わたしはまた厳しく接していきます。
本人は災難ですね(笑)