8.252015
ノッているときはあえて休憩しない
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
勉強をしていて疲れたときには、休憩することが大切です。
特に、長時間勉強をするのであれば、学習効率をアップさせるために休憩は不可欠なものです。
休憩時刻が定まっている「時間割形式」の自習室では、自分の判断で休憩を取ることはできませんが、家や図書館でひとりで勉強しているときや、休憩時刻が定まっていない「図書館形式」の自習室の場合は、休憩を取るかどうかの判断は勉強をしている本人が決めることになります。
あまり頻繁に休憩を取ったり、時間が長くなったりすると、その日の勉強全体としての効率が下がることになりますので、いつどれくらい休憩するかを決めることは結構大切なことです。
休憩を取るかどうかの判断基準の一つに「疲れ」があります。
疲れたときは休憩が必要だと考えることができます。
しかしときどき、
「疲れてきたけど、今は集中できていて勉強が進んでいる」
という状態になっていることがあります。つまり勉強にノッている状態です。いい状態ですね。
このとき、疲れているからといって安易に休憩を取ると、そのあとから効率がガクッと落ちることがあります。
そのときは、
「休憩もしたいけど、せっかくノッているので、このまま進めてしまおう」
と考えて、集中の続く限りできるところまで続けるとよいでしょう。
「疲れているから体を休ませること」
よりも
「ノッていて勉強が進んでいること」
を優先させるのです。
なぜなら「ノッていて勉強が進んでいる」状況はすぐにつくりだせるものではないからです。
また、この状態では勉強のスピードが上がっていますので、すべきことを短時間で終わらせることができるのです。
勉強でも「ノリ」を大切にしなさい、ということですね(笑)