7.152015
宿題のチェック
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾では授業のはじめに子どもたちの宿題をチェックします。
本当はチェックしなくても全員がしっかりと宿題をやってきてくれている状態が望ましいのですが、やはり忘れたり手を抜いたりしてしまう子がいるからです。
忘れた子はしょうがないので原則として居残りしてやってもらいます。
手を抜いている子は厳しいめに指導します。ノートに必ず途中の計算式を書きなさいと指示しているのに、途中の式を全く書かずに全問正解して堂々と丸付けしてくる子がいます。
この難しい問題を暗算でやったのかと聞くとそうでないと答えます。そしたらどこに計算したのと聞くと他の紙に書いたとか広告のウラに書いたとか答えます。最近ウラが白い広告ってパチンコ屋のツルツルの紙の広告くらいしかありませんけどね(笑)
宿題は家庭学習の最低ラインであり、最優先にすべきことです。
家で何か勉強をしようとしたときに、まずしなければならないのが宿題です。宿題があることを完全に忘れてしまう場合は別ですが、「最低限」「最優先」である宿題をしていない子は、前回の授業から今回の授業までの間、家ではその教科の勉強を全くしていなかった可能性が濃厚なのです。
宿題をやっていない子や手抜きをしている子が自主的に復習などやっているわけもなく、その場で前回の授業で習った重要事項を聞いてみてもまず答えられません。
宿題をきっちりと指示通りにやることは、家庭学習の習慣をつけるためにも、学力を定着させるためにも必要不可欠なのです。
それほど大切な「宿題」です。これからも宿題についてはしっかりと継続的に指導していきたいと思います。