5.72015
一期一会
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
わたしの友人が突然亡くなりました。くも膜下出血とのことです。
彼とは高校・大学時代によく一緒に過ごしていました。大学時代には何人かでよく彼の下宿に押しかけ、酒を飲みながら夜通しいろいろなことを語り合ったものです。
社会人になってからは会うのは2、3年に一度ほどでした。今年のはじめにも高校の同窓会があり、そこには彼は元気に出席していました。久しぶりに会ってたわいのない話をしていました。
2次会のあと、高校・大学時代に仲の良かったメンバーで3次会をすることになり、わたしも誘われましたが、体調があまりすぐれなかったことと、翌日早朝から仕事があったこともあり、しつこい誘いをなかば無理やり断って帰宅しました。
またいつでも会えるから・・・
とそのときは軽く思っていましたが、彼とはそれが最後になってしまったわけです。
昨日、訃報を聞いたとき、そのことがよぎりました。
「一期一会(いちごいちえ)」という言葉があります。
これから何度も会うことができるが、もしかしたら二度と会えないかも知れない。そう思って人と接しなさい。
そういう意味があります。
今、そのことをかみしめています。
昨年は、以前一緒に仕事をさせていただいた先輩が亡くなりました。
別れはいつやってくるか分かりません。
改めて「一期一会」を強く感じずにはいられません。
明日の告別式で、彼と最後のお別れをしてきます。