4.112015
不得意教科こそチャンス
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
得意教科と不得意教科。
誰にでもあると思います。
得意と不得意の差が小さい場合はよいのですが、この差が極端に大きい場合もあります。
不得意教科を勉強するのは苦痛です。勉強するなら得意な教科をやりたくなるのが人情です。
しかし、不得意教科には、実は「チャンス」があるのです。
自分の総合力(=全教科の得点力)を効果的に高めるというチャンスです。
よく考えると「得点の上げ幅」については、不得意教科の点数を伸ばした方が効率的です。つまり、90点を100点にするよりも、40点を50点にする方がやりやすいのです。
90点をとるような子は、失点した10点はミスの類が多く、勉強時間を増やしてもあまり変わりません。また、アップさせることのできる点数も90点から100点の差である10点が最大です。
それに対して、40点しか取れない子は、抜けている知識がたくさんあったり、実戦力がついていなかったりしているはずです。
不得意教科にこそ勉強時間を割いて勉強すれば、それだけ得点も上がるわけです。アップさせることができる点数も10点以上(最大100点までの60点も)あるのです。
がんばって得点が上がれば、モチベーションも向上し、不得意意識も薄れます。
はじめはいやだと思いますが、しっかりと向き合いまじめに努力することで必ず「不得意」から脱却できるのです。