4.172015
音楽と勉強
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
音楽を聴きながら勉強をする人がいます。
好きな音楽を聞くことによって、前向きに勉強できて、効率も上がるというのです。
この「聞きながら勉強法」は、効果的なのでしょうか。
わたしは音楽の種類によると思います。
アルファ波が出るといわれている音楽(クラッシックなど)は、集中力や記憶力を高める効果があるといわれています。
逆に、歌詞があったり、激しすぎる音楽は集中を妨げるようです。
歌詞は人が歌っています。人間の耳は人の声に敏感なので、聞いていないようでもついつい無意識に歌詞を追ってしまい、注意が散漫になってしまうのです。
また、激しすぎる音楽は、興奮が勉強の妨げになってしまいます。
音楽を「『聞き』ながら」はそれなりに効果があり、「『聴き』ながら」は逆効果ということです。
ただ、わたしは勉強は静かな環境でできるのであれば、その方が良いと思っています。
テスト会場にも音楽は流れていません。
しかし個人差がありますので、静かな環境の中で必ず勉強すべきだとは思っていません。これまで静かな環境で勉強してきたのにあまり集中できないのであれば、音楽を聞きながらの勉強を一度試してみるのもよいでしょう。
自分が一番集中できる最高の環境を模索することは、大切なことだと思います。