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中2の内申点

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

2週間後に中学校で期末テストがはじまります。中1、中2の子たちにとっては学年の最後の定期テストになります。
奈良県の内申点の制度では、中2から学校の成績が内申点に反映されますので、そういう意味では中2の子たちにとっては受験がもう始まっている、といえます。

奈良県の場合、内申点は以下のように算出します。
2年の年間評定45点+3年1学期の評定45点+3年2学期の評定45点=合計135点満点

中2の内申点は、実に内申点全体の三分の一を占めます。こう見ると軽視できません。
ただし、中3は1学期と2学期の成績(通知表の評定)がダイレクトに内申点に加算されるのに比べ、中2は1年間での「年間評定」が内申点に加算されます。

この「年間評定」には気をつけなければなりません。

例えば、ある教科の評定が、1学期・2学期・3学期の順に、
「4・5・5」となれば、年間評定は「5」がつく可能性が、
「4・5・4」となれば、年間評定は「4」がつく可能性が高くなります。

ここで注意すべきなのは、上記の例では前者と後者の1学期と2学期の評定はともに「4・5」で同じであることです。
この場合、3学期の評定で年間評定に差ができてしまいます。つまり、「4・5・5」と取れば1学期の「4」は帳消しに、「4・5・4」と取れば2学期の「5」が帳消しになってしまうということです。

2年の3学期は、1学期と2学期の成績でどちらかを失敗していた場合それを挽回できるチャンスであるのと同時に、せっかく上がった成績をフイにしてしまう可能性もはらんでいるのです。

中2の3学期の成績は非常に大切です。
陽塾の中2の子たちにもしっかりと勉強してもらって、志望校につながる満足のできる内申点を目指してほしいと思います。

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