1.272015
姿勢
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
姿勢の悪い子が、ときどきいます。
ここでいう姿勢というのは、「勉強に対する心構え」という意味ではなく、文字通りの「体の姿勢」のことです。
いろいろな「姿勢の悪さ」があります。
・椅子の背もたれにもたれかかっている
・猫背になっている
・斜めに座って体が傾いている
・おしりが後ろにつきだしていて、机に寄り掛かるように座っている
などです。
わたしの経験上、成績のよい子は姿勢がよい子が多い気がします。
姿勢が悪いと体が歪んでしまうとはよく言われることですが、実は姿勢は成績とも深い相関関係があるようです。
椅子にもたれかかっていたり、猫背になっていたりすると、胸が圧迫されて呼吸が浅くなり、体の血液循環が悪化、体や脳に行き渡る酸素も不足して、集中力が低下します。
また、姿勢が悪いと背骨や筋肉に変な力が加わって体に負担がかかりやすくなり、疲れやすくなります。
つまり、長時間集中して勉強するためには、姿勢をよくすることがとても重要なのです。
ポイントは「あごを引いて、腰をまっすぐ伸ばす」ということです。
わたしは、姿勢の悪い子には椅子を机側にもっと引いて座りなさい、と指導します。
実はそれだけで、自然にあごを引いて背筋が伸びた状態をある程度実現できます。
指導された子どもも、何かそれだけで少しシャキッとします。
実はわたしもあまり姿勢のよい方ではありません。デスクワークをしているときに、何かだれてきたなぁと思ったら知らない間に姿勢が悪くなっています。
子どもたちと一緒に、正しい姿勢で勉強したいと思います。