1.52015
「やる気」を字に込める
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
わたしは、新しく志望校ができた子や、勉強をやる気になった子に、よく「見つかった志望校やその決意を紙に書きなさい」とアドバイスします。
「字に込める」ということはとても大切なことで、心の中で何となく抱いていた気持ちが「◯◯高校合格するぞ!」とか「毎日7時から勉強する!」という目に見える「カタチ」となって残ります。
いわば、自分のやる気や目標を字に込めるわけです。
その紙は自分の机の前に貼っておいてほしいと思います。
そうすると、その紙を毎日見ることになります。「宣言効果」もあり、目に触れる回数が増えるので意識の中に上がってくる回数が増します。
この「意識の反復」で動機が強化され、自分の行動が知らず知らず改善されることになります。
「やる気」を字に込めることによって、このような効果が得られるのです。
机の前に貼っておくのはちょっと恥ずかしいと思う人は、無理に貼らなくてもよいと思います。そういう時には、その紙を折りたたんでこっそり引き出しに入れておけばよいでしょう。
ただし、そのまま放置してしまうと意味はありません。目に触れる回数を増やすために、少なくとも1日1回はその紙に書いたことを見て、「これを書いた時の気持ちを忘れずにがんばろう」と思うことが大切です。
カタチのない「やる気」を字に込めること。
そうすることで知らないうちに自分が成長・進化し、目標がまた一つ、実現に近づくのです。