12.52023
「5でわる」計算のコツ
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
加減乗除の四則計算をパワフルにゴリゴリ計算できる力はもちろん「計算力」ですが、上手に工夫をして楽に計算する力も「計算力」です。
算数の授業では、わたしは上手に計算できるコツを子どもたちに伝えています。
そのうち、今回は「5でわる」計算のコツをお伝えします。
(例題)123÷5=?
この問題、多くの子は筆算で解こうとしますが、実は暗算で簡単に答えが出ます。
「5でわる」ことは「2倍して10でわる」ことと同じだからです。
つまり、上記の問題はまず123を2倍して246。そのあと10でわって24.6(小数点を左に1つ動かすだけ)とすれば、暗算で答えが出ます。
何でもかんでもむやみにゴリゴリ計算するのではなく、こういう工夫ができるようになると、数の感覚が研ぎ澄まされ計算力が飛躍的に向上します。
わたしは授業の中で子どもたちにこういう工夫ができるように指導しています。