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もし世界が1つのクラスだったら

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

気になる本を買ってきました。
『もし世界が1つのクラスだったら』という本です。

近代の世界史を、世界の国々を擬人化してマンガで表現したものです。いろいろなところに工夫が感じられ、おもしろいストーリーになっていて、楽しくスラスラ読めるものです。2巻構成で、上巻が日本開国から世界恐慌くらいまで、下巻が第二次世界大戦から終戦後日本が立ち直ろうとするあたりまでになっています。
日本がからむ出来事はよく知っていることが多いのですが、直接日本とは関係ない世界の国々のやり取りは知らないこともあり、新しい知識も得られ、歴史の流れがよく分かります。

このマンガの中では「戦争」は「ケンカ」で表現されるのですが、そのケンカの場面が多く、世界でいかに戦争が多いのかということや、結局は「力の強い国」が、武力を背景に自国の思い通りになるように世界を動かしてきたんだということも改めて感じました。そして、今後もそれが繰り返されていくのではないか、いやそうなってきている、という漠然とした不安もよぎりました。

歴史の流れを分かりやすくざっくりとつかむにはいいと思います。小中学生にも、もちろん大人にも分かりやすい本です。
先日「陽塾文庫」にも置いたところ、特に小学生たちが興味を示してよく読んでくれています。

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