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単語がくっついてしまう

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

小学生のカリキュラムに英語が本格的に導入されてしばらく経ちますが、小学校では主に「話す」と「聞く」が授業の中心です。
英語には4つの技能(「話す」「聞く」「読む」「書く」)がありますが、小学校では「読む」「書く」はほとんど行われません。まあ、英単語や基本英文を目にすることはあるでしょうから、「読む」も少しは経験するのですが、「書く」はほとんどやっていないようです。

小学生に英文を書かせると、単語がくっついた文を書いてしまう子が結構多くいます。
I can play soccer.

Icanplaysoccer.
と書いてしまい、どこが単語の区切れめか分からないのです。これ、読みにくいですよ。
日本語を書くときには、単語にスペースはあけませんよね。その感覚で英語も書いてしまっているのです。

小学校で英語が授業として導入されてから、中1の英語でいきなりつまづいてしまう子が多く出てしまうという問題がありますが、英語を「書く」ことへの訓練不足はその要因の一つであると思います。

陽塾では、小学生から「書く」ことも積極的に取り入れています。ノートに基本英文や英単語を書き、そのテストも行います。はじめは単語をくっつけて書いていた子も、しばらく丁寧に指導すれば、単語間のすき間を上手にとって読みやすい文を書けるようになってくれます。
少しずつでもよいので、小学生のうちから「読む」「書く」も練習をしておくことが大切です。

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