8.12016
顔
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
元横綱千代の富士の九重親方が、昨日お亡くなりになりました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
千代の富士全盛期、わたしは高校生でした。他の力士よりも体が締まっていてかっこよく、とても強かったのを覚えています。
実はわたしはそのころから、千代の富士に似ているとよく言われていました(笑)
だからわたしにとって、九重親方はずっと他人のような気がしませんでした。
わたしはこれまで、いろいろな有名人に似ていると言われてきました。
千代の富士をはじめ、日本人ではプロレスの藤波辰巳、タレントの関根勉・・・。外国人では『24』のキーファ・サザーランド、『ダイハード』のブルース・ウィリス・・・。
どの方もカッコいいので、彼らに似ているということは褒められているんだと思っておきます(笑)
しかし、最近はあまり誰かに似ていると言われることはありません。
アメリカの元大統領リンカーンがこんな言葉を残しています。
「40歳になっったら人は自分の顔に責任を持たねばならない」
確かに顔は両親から与えられるものですが、40 歳を過ぎるころから経験の重みや他人を受容する気持ち、自分に対する確信が顔に現れてくる。そうして出来あがった自分の顔に責任を持たなければならないと、リンカーンは言っているのです。
同じくらいの年齢の友人に会うと、いわゆる輝いている人は若々しくいい顔をしています。これは単に美男・美女というのではなく、まさに「いい顔」なのです。
「生きざま」が顔に表れているのでしょう。
さてわたしの顔。40代後半になって誰とも似ていなくなってきたというのは、わたし自身の生きざまが顔に表れてきたということなのかも知れません。
わたしは、ちゃんと責任を持てるような顔になっているのでしょうか。
今朝、久しぶりに鏡をまじまじと見てしまいました(笑)