7.172015
長期休みは補強の大チャンス
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
もうすぐ夏休みです。
陽塾でも現在夏期講習会の募集を行っていますが、中3を除き講習会のカリキュラムは「1学期の復習+少しだけ2学期の先取り」という構成になっていて、復習単元にかなり重点をおいています。
それは、学校の長期休み、つまり夏・冬・春の3つの休みはそれまでに習った内容の復習をするのに最適な時期だからです。
学校で習っているときに、何となく分かっていないところがある・・・あるいは頭に入っていないことがらがある・・・。
多くの子がそう感じながら日々過ごしています。そして近いうちにしっかり復習して理解しようとも思っています。休み前の懇談などでも、取りこぼした単元の復習をしようという話になることも多いのではないでしょうか。
しかし、やろうと思っても自分ではなかなかできませんので、塾の季節講習会に参加しよう、ということになる場合もあると思います。
当然ですが、学校の長期の休みには授業は進みません。
新しい知識が入って来ないこの時期は一気に復習できる大チャンスです。短期集中で欠落しているところや弱いところを補強していくイメージです。
この補強は学校の長期休みのたびに行って前学期のフォローをしておく必要があります。
例えば夏休みに1学期の補強をしないまま2学期に入ってしまうと、1学期の学習内容の上に積み重なるべきの2学期の内容の定着が甘くなるので、それが新たな「補強必要箇所」になってしまい、分からないところが急速に増加します。冬休みにしなければならない補強作業も大変です。
ひどい子はその「補強必要箇所」をずっとほったらかしにしておいて、中3の夏や秋ごろからあわててそれらの総復習をしようとしますが、浪人ができない高校入試では本番までにすべての補強をすることはほぼ不可能です。
欠落点・弱点は早期に補強することが大切です。長期休みでしっかりと補強しましょう。