4.32016
鍛えられている本科生
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾では、春・夏・冬に季節講習会を行っています。
陽塾の講習会に来てくれる子は、多くの子が塾で勉強するのは初めてです。
講習会では、本科生と講習生が一緒に勉強するのですが、やはり本科生は鍛えられているな、と感じます。低学年ほどそれを強く感じることが多いです。
小テストの得点が高いとか宿題への取り組みの真面目さなど、学力面や意識面の差もありますが、それよりもむしろ、テキストや文房具の準備や片付け、聴く体制、指示をしてからの反応の速さ、筆記のスピードなどの学習技能面で差を感じます。
学習技能は、子ども自らが「無」から学べるものではありません。その子が置かれている環境と親や教師の関わりの中で身につけていくものです。
「先生の言うことをしっかりと聴こう」
「すぐに反応して動こう」
「途中の式はノートに書こう」
「字を書くスピードを上げよう」
・・・
このような指導をされる機会が多くあるとそれだけ学習技能は身についていきます。
やはり塾に通っている子は、学校よりも長く「勉強をする」という環境に身を置いていて、親と学校の先生以外の「第3の指導者」である塾の教師が関わることになります。
プラスアルファの環境とプラスアルファの指導者によって、日ごろから継続的に、長期的に鍛えられているのです。