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こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

昨日、中1の授業でいつもよりも多い量の宿題を出しました。難易度はそれほど高くなく、授業で習った公式をしっかりと使う訓練ですが、これを金曜日までにやらないといけません。
これまでわたしは「質」のよい問題を選んで出していましたので、この大量の宿題に対して子どもたちからはブーイングが出ましたが、わたしは涼しい顔をしてにこやかに「いつもより量が多いから、いつもより時間がかかります。うまくこなしてね」と言うだけでした。

勉強には「質」が大切なのは言うまでもありません。「質」のいい問題を、じっくりゆっくりやることはとても効果があることです。しかしある程度それがこなせるようになったら、ときには「量」をかぶせることも子どもたちを鍛えていくためには重要なことです。
ひとつの良問を30分かけてやることも、雑多な問題を30問こなしていくことも、どちらも必要な「鍛え」なのです。

量が多くなると、子どもたちは少し工夫をして効率的に進めないといけません。また、少し大げさですが忍耐力も必要です。子どもたちは大量の宿題を何とかこなそうとしていろいろなことを思い、試行錯誤することになります。

うまくこなせないかも知れません。でもそれでもよいのです。工夫して経験することこそが大切で、それで子どもたちは鍛えられ、成長します。

子どもたちの少し成長した姿を、金曜日に見るのが楽しみです。

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