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追っかけ

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

子どもたちの多くは、宿題を出してもそれを教師がチェックしなければ習慣化しません。
真面目で学力がそこそこ高い子でも、教師が全くチェックしなければいつか宿題をやらなくなってしまうものなのです。

「やっておきなさい」だけでやってくれるほど子どもたちは甘くはないということです(笑)
ましてや、「やっておいた方がいいですよ」という言い方をしようものなら、中3の後半の時期やよっぽど真面目な子以外は、まずやってきません。
子どもたちの頭の中では、「やっておいた方がいい」=「やらなくていい」なのです(笑)

わたしはほぼ毎回宿題のチェックをします。中3は長期課題のノートを毎回提出させ、授業のウラでチェックをしてハンコを捺しています。
そして進捗が悪い子には声かけをし、必要であれば居残りや呼び出し等の強制力をはたらかせます。

子どもを「追っかけ」るのです。
追っかけるのは大変です。チェックする手間だけでなく、「ノートを忘れました」とか「途中までしかできていません」に対する指導も発生します。当日欠席した子も後日追っかけなければなりません。

粘り強く追っかけると、子どもたちに習慣がついてしっかりとやってくれるようになります。
そうなると一安心です。
しかしだからといってまた追っかけをしなくなると徐々に元に戻ってしまうのですが(笑)

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