3.72016
質問フォーメーション
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
わたしたち教師は、授業以外で個別に教科の質問を受けることがあります。
子どもたちが宿題や課題、過去問などを進める際に、分からなかった問題を個別に質問しに来るのです。
実は質問の受け方にも、フォーメーション(?)のようなものがあります。
教師は、子どもと向かい合って座るのではなく、子どもの横に並んで座ります。
向かい合わせだと、教師が紙に考え方や式などを書いても子どもからは字や図が逆になって分かりにくいからです。
また、座る位置ですが、右利きの教師は子どもの右側に座ります。
なぜなら、右手で書く教師が子どもの左側に座ってしまうと、書いている箇所が教師の右手に隠されるような形になって子どもからは見えにくいからです。
逆に、子どもが書く字をよく見ようとするならば、教師は子どもの左側に座る方がよいということになります。
この場合は向かい合って座っても構いません。教師が子どもの書く逆の文字をしっかり理解してあげればよいのです。
今日のブログの写真は、教師が子どもの左側に座っています。
この配置、子どもが解く様子を見るならば正解、質問を受けるならば不正解ということになりますね(笑)