4.182015
英単語の暗記
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
突然ですが、3つの単語を、記号を使って以下のように表すとします。
猫 → ¥%*
先生 → *<%¥=<&
いす → ¥=%>&
テストがあるので覚えなければならないとします(笑)
大変です。覚えるのが苦痛になりますね。
実はこれ、アルファベットを記号に置き換えただけなのです。
a → %
c → ¥
e → <
h → =
i → >
r → &
t → *
猫 → ¥%* → cat
先生 → *<%¥=<& → teacher
いす → ¥=%>& → chair
です。
陽塾では中学生の子に毎日英単語を覚えさせ、1週ごとにテストをしています。
この4月から新中1の子たちにもはじめさせましたが、単語帳には学校ではまだ習っていない単語もあり、かなり四苦八苦している子がいます。現在のところ、その子はテストの点数も芳しくありません。
しかし、その子が覚えられないのはある意味当たり前のことなのです。
アルファベットの「音」が完全に身についておらず、たくさんの単語の音読をしていなければ、アルファベットは単なる「記号」です。
冒頭のような記号を暗記しているようなものなのです。この状態から早く脱却させてあげないと、完全に英語ができなくなってしまいます。
大切なのは、音読して慣れ、何度も書いて身につけることです。
発音が分からない単語は教師に聞いたり、付属のCDを聞いたりして、何度も音読します。ここで恥ずかしがって「心の中で発音しているから」といって音読しない子がいますが、それはいけません。「必ず」音読することです。
そしてノートにスペルを書く練習をします。実際に発音しながら、または頭の中で発音しながら何度も書きます。
覚えたと思ったら、何も見ずに書けるかチェックします。
中1の子たち全員が、単語を上手に暗記することができるように、わたしたち教師は指導をしていきます。