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興味・関心の「フック」

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

人は「机上」で勉強すること以外にも、日常生活の中でいろいろなことを「知る」という経験を積んでいきます。

知識を得るときに大切なことは、そのことに興味・関心を持っていて能動的に受け入れることです。
日常生活では自分の周りをたくさんの情報が流れていきますが、わたしたちは知らないうちに自分の興味・関心があることだけを無意識に選択し、取り入れています。自分の興味・関心がいわば「フック」になっていて、それに関係することがらがそのフックに引っかかって頭の中に取り入れられるのです。
また、知ってはいるが興味・関心がないことでも、急に興味がわくこともあるでしょうし、ひょんなところで自分の関心事につながったりすることもあります。

例えば野球に興味のある人は、ニュースを見れば野球に関係することに「引っかかり」ます。そうする中で、お気に入りのチームや選手ができ、このチームの本拠地はどこにあるのだとか、この選手の打率がどうだとか、じゃあ打率ってどう計算するのかだとか、いろいろな方面に興味・関心が広がっていきます。
そうするとその情報も新しく知ることになり、それが新たなフックになってどんどん知識が増殖していくことになるのです。

知識を増やすために必要なことは、このフックをできるだけ増やすことです。
知れば知るほどさらに知ることができる、というわけなのです。

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