1.172015
答え方
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾では、入塾するときの現状の学力把握のために、「学力確認テスト」を実施しています。
その答案を見ると、学力の現状がよく分かります。
国語・英語と算数・数学の得点の開きが大きい子、基本的な問題はできているが応用問題が不得意な子、ケアレスミスが多い子など、いろいろな現状の子がいます。
陽塾に来てくれる子は、塾に通うのが初めてである子も多くいます。学力確認テストの答案を見ていると、学力はあるのだけれどもテストに慣れていないと思われる解答例が結構あります。
例えば国語で、「~である理由を、文中の言葉を使って〇〇字以内で答えなさい。」という問題。
理由を答えるのですから、解答の文末は「~だから。」とか、「~なので。」という答え方にすべきですが、そのような文末になっていないことがあるのです。文章中からはその理由をしっかりと読み取ることができていて、その内容を書くことができているのに、「答え方」で減点もしくはバツになってしまっているのは何とももったいないものです。
塾は、テストの得点をアップさせることにやはり重点を置きます。
テストを受けるときにどのような「答え方」で答えるべきなのか。これは単にテクニック的なことですが、テストで点数をアップさせるためにはこのようなテクニックも必要です。分かっているのに「答え方」で失点すると損です。
塾の授業では、こういうこともしっかりと伝授していく必要があります。
学力の本質的な部分はもちろんしっかりと鍛えます。しかしそれと同時に、いかにして得点を極大化させるかということも、得点アップと志望校合格のためには大切なことなのです。