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田中角栄の言葉

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

近年、元首相の田中角栄氏が話題になっていて、多くの関連書籍が出版されています。
その中から先日『田中角栄100の言葉』(宝島社)という本を読みました。

彼は高等小学校(現在の中学校)を卒業しただけの学歴なのに、エリートひしめく政界に飛び込み、「日本列島改造論」を発表して総理大臣にまで上り詰めました。
身分の低い地位から天下人になった豊臣秀吉になぞらえ、「今太閤」と呼ばれました。

角栄氏が首相のときわたしは小学生か中学生くらいでしたので政治にはほとんど興味がなく、彼の印象といえば「ロッキード事件で逮捕された悪い政治家のおっさん」という感じで、決して良い印象は持っていませんでした。

確かに当時、角栄氏の評価はひどかったようです。
「金権政治家」と言われ派閥政治に大きな金を動かし、地元である新潟ばかりを優先する土木工事を行い、ロッキード事件以外にも何度か逮捕されています。

しかしその本を読んでいると、彼の言葉はどれもストレートで力強く、彼の持つ強い信念や行動力とか、他人を思いやる気持ちは並々ならぬものがあったんだと感じさせられました。
いろいろ「尖っていた」人のようですが、それだけ尖っていたからこそ日本を動かすことができた人だったのだと思います。

教師として子どもたちを育てるうえで、社会人として仕事を進めていくうえで、いろいろな気付きを得ることができました。

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