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物を探す時間

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

時々、必要な書類が見つからず、あっちの引き出し、こっちのファイル・・・と探さなければならないことがあります。
パソコンの中のファイルも、なかなか見つからずにあっちこっちのフォルダを探しまくったりします。

ありかが分かっていれば10秒ほどで手元に準備できるのですが、分からないときは何分も探さなければなりません。
こういうとき、ああ~時間のムダやなあ・・・と思って少しイライラしてしまいます。
まあ、自分がちゃんと置かないのが悪いんですけどね。

子どもたちの中にも、物を探すのに多くのムダ時間を使ってしまっている子がいます。

授業で、前回配布したプリントを出しなさいというと、カバンの中のテキストとテキストの間に指を突っ込んで、そこに挟まったプリントを探し始める子がいます。
テキストの間に挟まったプリントは何枚もあり、それを一枚一枚確認するのにも時間がかかってしまいます。
指示のあとすぐにプリントを準備できた子はその間待っています。まさにムダな時間が流れるわけです。

バインダーやフォルダにその都度整理できないのであれば、もらった時に少なくともその教科のテキストに挟んでおけば探す時間は少しは短くなるのですが・・・。

こういう子は、家でも学校でも物を探す時間が長いものです。当然、勉強時間が削られて十分に勉強ができないことになります。
そしてその結果、学力の伸びもいまひとつ・・・ということになるのです。

決まったところに入れるということさえ守れば、物を探す時間は大幅に減少させることができるのですけどね。

物を探す時間を減少させることは、勉強スキルのワンランクアップにつながるのです。

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