6.182016
準備の本質
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
今日もイチロー選手の言葉についてです。
彼は「準備」について、こんなことを言っています。
「準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていくこと」
わたしたちは日常生活の中で、いろいろな準備をします。
朝起きて出勤・登校するまでの準備、体を動かす準備(準備体操)、食事の準備、勉強の準備などなど。
準備というのは何をするにも大事です。
例えば、朝起きて歯も磨かず、着替えもせず、昨日やった宿題が入っていないカバンを持って登校したとします。
友達に「なんでパジャマのまま学校に来てんの?」と言われます。
「だって着替える時間がなかったから・・・」
先生に「宿題のノートをなぜ忘れたの?」と言われます。
「宿題のノートをカバンに入れ忘れたからです」
準備をしないといろいろな不都合が起こり、そのたびに言い訳が出ます。
逆にいうと、準備をちゃんとしていなければ言い訳ができるわけです。
テストの点数が悪いときに「ああ、このテストノー勉やったから」などと言うわけです。
準備不足→失敗→言い訳・・・イヤなサイクルですよね。
誰でも成功したいのです。そのために起こりうるいろいろなことをイメージし、考えてしっかりと準備する。
そうすれば自分のやることが成功し、言い訳などすることはなくなる。
入念に準備すればするほど、成功の確率がアップするということです。
これが準備の本質だと思うのです。
陽塾では今週から期末テスト対策に入りました。
子どもたちには自分で考え、工夫しながら準備万端でテストを受験することができるように、しっかりフォローしていきたいと思います。