5.112015
書くことは考えること
こんにちは。陽塾代表の原田基生です。
わたしはほぼ毎日このブログを書いています。
書く題材が決まったら、それを表す表題をつけてから内容を書き始めることが多いのですが、文章がすんなり書けてしまうときと、時間がかかってなかなか書くのが進まないときとがあります。
題材を決めて表題をつけるのはいつもわりとすぐにできるのですが、そこからの文章を書くスピードが、その題材によって異なります。
すらすら書けるときは、その題材について自分の考えや伝えたいことがしっかりまとまっているときです。
逆に、書くのに時間がかかってしまうときは、その題材についてわたし自身の考えが足らないときです。
こういうときは書き始めてから自分の考えの浅はかさに気づきます。そして文章を書いたり修正したりしながら書き進めます。
ときには書いている内容が少し違う方向に進むこともあり、はじめにつけた表題を変更することもあります。
しかしそうすることで、少しずつ自分の考えが進み、深まっていきます。
紙にペンで書いているのではなく、ブログを書くためのエディタに文章を書いていますので、文を追加したり削除したり入れ替えたりするのは簡単にできて便利です。
そして、書き終えるころには自分の考えがほぼ明確になっています。書くことによって思考が進んだわけです。
「書くことは考えること」だとよくいわれます。
何となく心の中で思っていることは、実際に「書く」ことで自分の考えの深さを確認でき、考えが足らなければそれを深めることができます。
わたしなどまだまだ文章を書く力が乏しいのですが、継続的に「書く」ことで、いろいろな思考を深めていきたいと思っています。