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昔の童話と子どもたち

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

今日は7月7日、七夕です。
七夕といえば織姫と彦星の物語が有名ですが、最近の子どもたちはこの物語を知っているのでしょうか。

わたしたちが小さいころは、絵本といえば桃太郎や浦島太郎などの日本の童話、白雪姫や赤ずきんちゃんなどの外国の童話ばかりでした。
テレビでも「日本昔ばなし」や「一休さん」、「フランダースの犬」などが普通に放映されていましたので、そういうものに触れる機会は多かったと思います。
子どもでも理解できる分かりやすいストーリーですし、何度も聞いたり読んだりするので、有名な昔話のあらすじは誰でも知っていたように思います。

ところが最近の子どもたちは、こういう昔話をあまり知らない子も多いようです。
今、桃太郎や金太郎に扮した俳優が出演している携帯電話会社のCMがありますが、もしかすると子どもたちはそのいでたちを見てもピンと来ていないのかもしれませんね。

日本は豊かな国になって世の中に「モノ」が多くなりましたが、絵本・マンガ・アニメなどの「物語」も驚異的に増えました。
最近は本屋に行ってもいわゆる昔話の本は少ないですし、テレビでも放映されません。
やはり売れないからでしょうか。
わたしなら「日本昔ばなし」とか「一休さん」なんか好きでしたので、今もし放映されようものなら毎週録画してでも見ると思いますが・・・(笑)

時代は移り変わっていくものです。
流行ったり廃れたりするのは世の常ですが、昔から語り継がれてきた物語がだんだん消えていくのは少しさびしい気がします。

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