10.52015
教室内の温度調整
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
朝夕が少し冷え込む季節になってきました。わが家も布団が少し厚いものになり、わたしも寝るときには長袖を着るようになりました。
季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。わたしの印象では、寒い季節から暑い季節に移り変わる時期よりも、暑い季節から寒い季節に移り変わる時期の方が体調を崩しやすいようです。
陽塾でも、体調を崩して欠席する子がちらほらいます。
季節の変わり目は教室の温度調整が難しい時期です。
人が集まるとその体温などで部屋の温度は上がる傾向になります。子どもが来る前に教室を少しだけ室温が低い状態にしておくと、みんなが集まるころになるとちょうどよい室温になります。
また、教師は授業で動き回るので少し暑いと感じることが多く、教師がちょうどよいと思う室温に合わせてしまうと子どもにとって少し寒いと感じることが結構あります。
教師が少しだけ暑いかなと感じるくらいの室温がほぼ「適温」でしょう。
また、子どもの体感温度にも個人差があり、同じ室温でも暑いという子もいれば寒いという子もいます。
エアコンの設置場所や座席の場所などにより、同じ教室内でも寒いと感じたり暑いと感じたりすることもあります。
こまめに子どもたちに聞くのが一番です。季節の変わり目は特に気をつけて聞くようにしています。
そしてわたしは原則として「寒い」という子に合わせて室温を調節します。
また、自分で脱ぎ着して調節できるように何か羽織るものを持って来てくれる子もいます。
快適な環境で勉強すればやはり能率もアップします。教室の温度調整も学習環境を構成する大切な要素です。