3.192020
思い出の年
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
3月17日、公立高校一般選抜の合格発表があり、2次募集を残して高校入試の日程が終了しました。
今年の陽塾の受験生たちも全員、受験が終了しました。
みんな、本当によくがんばりました。
これからそれぞれの新しい場所で、明るく輝いてくださいね。
なかなか収束が見えない新型コロナウイルスですが、その影響で学校が休校になり、各地で卒業式が中止されたり、規模を縮小して実施されたりしています。
陽塾でも、毎年受験を終えた卒業生たちをねぎらうためのささやかなパーティーを開いているのですが、今年はそれも延期しています。実施日はまだ未定です。
人生の節目となる出会いと別れの季節、この異常な状況で多くの人が「大切な思い出」を奪われています。
かわいそうなことだと思います。
しかし、こんな状況だったからこそ残る思い出もあるのでは、と思います。
今はたしかに寂しいでしょうが、あとから振り返って「中学校の卒業のとき、コロナ騒ぎがあって大変やったよなあ」と笑いながら話ができるようになってほしいと思います。
コロナ騒ぎがおさまったら自分たちで集まって手作りの会を行ってもいいと思いますし、大人になってから懐かしい友達や先生に声をかけて「10年遅れの卒業式」を行ってもいいと思います。
今寂しい思いをしているからこそ、今年がそんな人たちの結びつきを逆に強める「思い出の年」となることを祈っています。
陽塾のパーティーも必ずやりますからね!
卒業生のみんな、楽しみにしていてね。