9.92015
常識と違う
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
「冷房をこまめに切るよりも、長時間つけっぱなしにした方が電気代が節約できる」ということを小耳にはさみましたので、ちょっと調べてみました。
ネット上に、ひと月ずっとつけっぱなしにしてみたという勇気あるチャレンジャー(?)がいて、その人によると、こまめにスイッチを切るよりもつけっぱなしの方が電気代が割安になるとのことでした。
また、涼しい朝のうちにオンにして夜までつけっぱなしにしておく場合と、気温が上がった昼にオンにして同じく夜までつけっぱなしにしておく場合を比較調査すると、何と消費電力に逆転現象が起こったという情報もありました。
最近のエアコンは起動直後の室温から設定温度に下げるのに多くの電力を消費するそうで、設定温度に到達すればそのあとに消費する電力はとても少ないらしいのです。
暑いのを限界までガマンして、昼の最も気温が高い時間帯にこらえきれずスイッチを入れるよりも、涼しい朝のうちにスイッチを入れてそのまま設定温度を維持する方が電力消費が低く抑えられるということです。
環境省のホームページには「エアコンは必要なときにだけつけましょう」と書かれてあり、消費電力を抑えるためにスイッチをこまめに切ることを推奨していました。これ、ウソってことですよね(笑)
わたしも消費電力はエアコンの稼働時間に当然比例すると考えていました。これが「常識」です。
でも事実は常識とは違うのですね。
よく「常識を疑え」などといわれますが、本当に常識を疑うのは結構難しいことですね。
びっくりしましたが、いい情報を得ました。できれば夏前に知りたかったです(笑)
来年は陽塾でも家庭でも実践してみたいと思います。