9.32015
席替え
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾は「指定席」です。
各クラスの座席表が教室に貼ってあり、子どもたちはその座席表の通りに着席します。
そして年に数回、席替えを行います。
新しい座席表を作成するときには、単純に名前順や成績順にしたり、完全にランダムにする方法もありますが、わたしはクラスや子どもの状況をいろいろと考えて、毎回結構悩んで作成します。
気分転換も席替えをする目的の一つですが、最大の目的は、常に変動するクラスや個人の状況に対応してその時期に最適だと思われる座席配置にすることです。
「この子はすぐに集中が切れるから目の届きやすいところにいた方がいいかな・・・」
「この子は後ろの壁際にするとダレそうなので真ん中のここくらいかな・・・」
「この子は新入塾のこの子と隣にしてあげるといろいろ気を使ってくれるだろう・・・」
「この二人はライバルだからあえて隣どうしにしてみるか・・・」
「この子は視力がよくないのでこの列より前にしないと・・・」
・・・いろいろなことを考えてしまいます。
これがなかなか難しいのです。その時のわたしの考えや思いが100パーセント反映された座席表ができたときはかなりうれしく、つい自己満足に浸ってしまいます(笑)
新入塾生も入塾してくれましたので、この9月はじめに席替えをしました。
新しい座席で授業をすると、子どもたちもわたしたち教師も少し新鮮な気分になれます。
今回の座席表の出来は・・・うーん、90点というところでしょうか(笑)