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希望だけでなく信念を

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

前回、来日していたアウンサンスーチー氏の言葉で、「民主主義は運動しないと衰える」ということについて書きましたが、そのときの彼女の言葉でもう一つ、わたしの心に残った言葉がありました。

それは、
「不可能と思われたことを成し遂げるには、希望を持つだけでは不十分で、信念を持つことが大事です」
という言葉です。

「希望」を辞書で調べてみると、
“あることの実現をのぞみ願うこと。また、その願い。 /将来に対する期待。また、明るい見通し。”
とあります。

何ごとをなすにも、前向きに進むためには希望を持つことは必要であり、大切なことです。
しかし、「のぞむ」「願う」「期待」という言葉からは、どこか楽観的すぎる、どこか成り行き任せで他力本願なイメージを受けることも確かです。
願っているだけでは実現しません。

「信念」を辞書で調べてみると、
“固く信じて疑わない心。行動の基礎となる態度。”
とあります。

「固く信じる」「行動の基礎」という言葉からは、逆境に負けない強い意志と行動力を感じます。

成功哲学の祖といわれるナポレオン・ヒルはこんなふうに言っています。
「信念は願望実現の原動力である」
揺るぎない信念を持てば、その信念が、あなたの思考を力に変える。
信念が願望や目標と結びついたとき、あなたの望みは実現する。
という意味です。

「自分はこうなりたいんだ!」「これを成し遂げたいんだ!」という強い思い。その信念があるからこそ、少し嫌でも面倒でも行動を起こすのです。

これはわたしたち大人の仕事においても、子どもたちの勉強においても当てはまることです。
受験でラストスパートがきく子や逆転合格するような子は「信念」を持っています。
最後まで決してあきらめず、流されず、泣き言を言わず、言い訳をせず、黙々と勉強を進めていくのです。

わたし自身もしっかりと信念を持ち、子どもたちにも信念を持ってもらえるようにしっかりと引っぱっていきたいと思います。

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