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小学生と中学生の勉強の違い

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

年が明けて、小学6年生は卒業が間近になりました。中学入学を控えて、陽塾でも小6の方の入塾のお問い合わせが増えています。

実は小学生と中学生の勉強は少し違いがあります。中学生になってからも小学生の時のままの勉強のやり方を続けていると、うまくいかない場合も出てくると思います。

最も大きな違いはテストの形式です。

小学校のテストでは、前回の授業で学習した内容を問う問題が出題されます。出題範囲が狭く、難易度も高くないので、授業を聞いて宿題をきっちりとやっていれば、テストでは高得点を取ることができます。
それに対して中学校では、授業中の小テストもありますが、メインのテストは、中間テスト・期末テストといういわゆる「定期テスト」です。例えば1学期の中間テストは5月末から6月はじめに実施されますので、テスト範囲は4月~5月の約2か月の間に学習した内容となります。
学習内容も小学校のときと比較すると難易度が上がり、量も多くなります。「長い期間にわたって学習した大量の難しいことが出るテスト」ですので、テスト前に「テスト勉強」をしなければ高得点は望めません。

授業をしっかり聞いて宿題をきっちりとやるべきであることは小学生のときと変わりませんが、中学生になるとそういう普段の勉強に加えてテスト前に試験範囲をしっかりと勉強することが必要になる、ということです。

定期テストは通知表に直結し、通知表は内申点に直結しています。中学生としての、この勉強のやり方を身につけるかどうかは単に学校の成績だけでなく、高校入試にも大きな影響が出ることになるのです。

勉強方法を指導していくのはわたしたちの大きな仕事です。小6の子どもたちにはなるべく早く中学生としての勉強方法を指導していきたいと思っています。

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