2.72015
家で勉強できないなら・・・
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾の約束に「家でも勉強すること」があります。
家庭学習の習慣をつけることは非常に重要だからです。
しかしときどきそれができていない子がいます。
決められた小テストの勉強や宿題をきっちりとやって来ない子です。
わたしは1回目は「ちゃんと家で勉強してきなさい」と注意します。
連続で2回やって来なければ少しきつい目に指導します。
それでもやって来ない子には「実力行使」に出ます。
授業のない日に塾に呼び出して宿題と小テストの勉強をさせるのです。
家でしっかりと勉強できなければ、強制力をはたらかせるしかありません。
これまで何度か呼び出しをしたことがあります。
目の前で宿題と小テストの勉強をさせると、何のことはない、たった30分くらいですべて終了するのです。
この30分の勉強時間をいつも家で確保することができていないのです。
「ほら、集中してやったらすぐにできるでしょ?これからはしっかりと家でやるんだよ」
こういうと、その子は少し照れくさそうにうなずきます。
こういう指導によって状況は改善されるのですが、その後その状態が長く続かないこともあります。
こうなったら根くらべです。粘り強く指導しないとなかなか習慣にはなりません。
子どもが勉強しないのは教師の責任。
長い目で子どもを見て、少しずつでも習慣づけができるように指導し続けなければなりません。