5.162016
学力はローンを組めない
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
例えば新しい車が欲しいとき、コツコツとそのお金を貯めてから購入する人もいれば、ローンを組んで購入し、あとから返済する人もいます。
家や車など、大きな買い物をするときにローンを組む人は多くいます。最近は大きな買い物だけでなく、ちょっと欲しいものがあればキャッシング会社から気軽にお金を借りることもできます。
コツコツお金を貯めるのは時間がかかりますが、ローンなら欲しいものがすぐに手に入るというメリットがあります。
お金は必要な時に借りて、あとから返すことができるのです。
しかし、学力はローンを組むことはできません。
ほとんど勉強していない子が、欲しいもの(志望校合格)のために、受験の時にだけ高い学力を「借金」し、合格後にその学力分の勉強をして「返済」することなどできないのです。
欲しいものを得るためには、継続的な勉強をすることによってまさにコツコツと「貯金」していくしかないのです。
毎日積み上げてきたいわば学力の貯金。入試当日にその「貯金残高」が受験校の「価格」以上になるまで貯まっていれば合格となるのです。
急に大きな金額を貯金することはできません。コツコツ貯金するのは時間がかかるのです。
だからこそ、早いめからしっかりと勉強を積み上げて「貯金」をはじめておかなければならないのです。