7.52015
外部模試
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
今日は藤井書房の模擬テストです。
何人かの陽塾の中3生もテスト会場の西大和学園に受験に行っています。
わたしが中学生だったころから奈良県の中3生は藤井書房や五ッ木書房の模擬テストを受けていましたが、秋に実施される受験者の多い回は学校で実施され、全員が受験していた記憶があります。学校ではそのテスト結果を使って進路指導が行われていました。
現在は、実力をはかり進路指導に利用する模擬テストは「校内実力テスト」として学校内で実施されるようになり、藤井書房や五ッ木書房のいわゆる業者の模試は全員は受験しないようです。学校での進路指導も「校内実力テスト」の結果を使って行われます。
この外部模試、秋には陽塾の中3生全員に受験してもらう予定です。
外部模試のメリットは、もちろん進路指導のデータが豊富になるということですが、それ以外にもメリットがあるとわたしは思っています。
それは、「入試当日の模擬体験」です。
外部模試はいくつかの高校が会場になっています。
模擬テスト当日、子どもたちはテストの受験票を手に、いつも通っている学校や塾という場ではなくこれまでに入ったことのない高校の校舎に入ることになります。また、自分の知らない子も受験しに来ますし、試験監督も知らない大人です。
受験票、いつもと違う教室、いつもと違うまわりの子、いつもと違う試験監督・・・。
この状況は、まさに入試当日の状況なのです。子どもたちは少しの緊張感の中でそういう雰囲気を肌で感じ、入試当日の模擬体験ができるのです。
また、実際に高校に行くので、その会場の高校が志望校でなくても、志望校についての意識が高まります。
この副次的なメリットは大きいとわたしは考えています。
しかし一方で、もちろん模擬テストはタダではありませんし、日程が学校の定期テストの勉強日程と干渉してしまうとどっちつかずになることがあります。
日程を考えて、うまく利用できそうならば受験するとよいと思います。