2.152016
変化すれば必ず分かる
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
どんな子でも、大きな変化をすることがあります。
例えば、部活動を真剣にやるようになった、真面目に勉強するようになった、家族を大切にするようになった、・・・などです。
プラス方向だけでなく、最近たるんでいるとか、反抗的になった、などのマイナス方向の変化もあります。
子どもはいろいろと変化するものですが、意識も行動も本当に大きな変化を遂げたのであれば、まわりの人(特に親や教師などその子に近い大人)は、その変化が必ず分かります。
例えば「受験勉強で目の色が変わってきました」と保護者の方が感じたのであれば、塾や学校の教師も同じように感じていることがほとんどです。その子は本当にやる気になっていて、行動もこれまでとは明らかに違い、顔つきや所作までもが変わります。
うわべだけではない変化ですので「家では・・・」とか「学校では・・・」という限定などありません。どこへ行ってもまさに「目の色」が変わっているのです。
いくら「最近がんばっています」と口先だけで言っても、まわりの人がその変化を感じていなければその変化はまだまだ小さいものであり、何も変化がないのと同じです。
また、行動が変化したとしても、その行動にしっかりとした動機がなく「ムリヤリ感」や「カタチだけ感」があってもまわりの人は変化を感じることができません。
単なる言葉や現象面ではなく、その子の「人間」が変化したことを総合的に肌で感じるのです。
その子のことを知っていれば知っているほどその「感度」はよくなります。
変化を感じるためには「その子のことをよく知る」ということが最低条件となるのです。