1.132016
塾用教材
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
陽塾では、一般の書店では販売されていない、塾用の教材屋さんの教材を使用しています。
来年から中学校の教科書が変わることに伴い、塾用の教材も各社で改訂が行われていて、最近はその新教材の見本を見せていただく機会も多くあります。
塾用の教材はとても豊富です。
もちろん教材のレベル設定は多岐にわたっていて、解答冊子や付属の小テストなどもそれぞれのテキストのこだわりのようなものを感じます。
理科の実験キットやパズルのような教材や、最近ではタブレットと連動した教材も開発されています。
さすが教材作成のプロが工夫を重ねてつくっただけあって、いいものが揃っています。
わたしたち教師は、これら数多くの教材の中から塾生に合ったものを選定することが大切です。
そのテキストを使用して毎日の授業を行うわけですから、塾生の学力の伸びに大きく関わってくるのです。
ただし、塾生に合ったといってもそれは大枠でのことであり、やはり目の前の子どもたちの学力は日々変化していますので、現状と完全にピッタリとは合っていません。
つまり、どれだけ優れたテキストでも、教師側が単に機械的に進めていくだけでは効果は半減します。
ここで現場の教師の力量が問われます。扱う例題を取捨選択したり、順序を変更したり、練習問題の量を調整したり、補助プリントや子どもたちの現状にぴったりと合ったテストを作成したりすることで、目の前の子どもたちに本当の意味で合った授業を行うことができるのです。