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基準を甘くすると覚えない

こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。

テストでは、漢字で書くべきところは漢字で書かないとバツになります。
社会などではよくいわれることですが、理科や数学など他の教科でもやはり漢字で習ったことがらは漢字で覚えて書けるようにしておくことが原則です。

小テストなどで採点をする際に、漢字で書かずにひらがなで書いていることがあります。
正しい漢字が思い出せなかったか、あやふやで自信がなかった場合にそうなります。

ここで、
「ホントは漢字で書かないといけないんだけどなぁ。しゃあないなあ」
と甘くなってマルをつけてしまうと、その子がそのあと漢字を覚えることはほとんどありません。
覚えないので、次の再テストでも同じ語句なのにひらがなで書いてしまいます。

こうなってしまうのは教師の責任です。

教師は「漢字で書かないといけないんだけどなぁ」とは言いましたが、結局マルをつけている以上その解答を「認めている」ことになってしまいます。認められると子どもが「安心」してしまうのです。

わたしならそういう場合、原則としてバツにして再テストを受けさせます。
子どもは嫌がりますが、正しく漢字を覚えないとテストに合格できませんので覚えるしかありません。

子どもは精神的にも子どもです。ある程度の強制力で半ばムリヤリ勉強させることも必要なのです。

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