1.242016
合否は自分で見る
こんにちは。奈良県の広陵町にある陽塾の代表・原田基生です。
入試まで2週間を切りました。
最近中3には、教科の内容だけでなく入試直前の心がまえや注意事項なども話をしています。
昨日の授業では「合否は自分で見る」ということを伝えました。
合格発表は緊張します。特に掲示の発表のあの独特な雰囲気は、経験しないと分からないでしょう。
この合格発表ですが、試験の手ごたえが悪くて合格している自信がなく、自分では見に来ることができずに、親や友達に代わりに見に来てもらう子がいます。
確かに、わざわざ発表会場まで来てやっぱり不合格だったら、みじめな思いをするだけだという思いも分かります。
しかしわたしは、合格発表は必ず自分で見に行くべきだと考えています。
合否は、これまで自分が積み重ねてきた行動の「結果」です。自分の結果は自分で受け止めるべきです。
合格であれば、それを自分が最初に見ることができます。
こんなにうれしいことはありません。見に来なければそのダイレクトな感動を味わうことができません。
不合格であれば、それを自分が最初に知ることになります。まわりで喜んでいる合格者たちの中で、その悔しさをかみしめることになります。
こんなに悔しいことはありません。見に来なければその場の悔しい雰囲気を味わうことができません。
悔しさを味わう?そんなこといやだ。
・・・分かります。
しかし、人生でそんなに悔しい思いをすることなんてめったにあるものではありません。
その貴重な経験はきっと生きてきます。今後がんばる原動力が得られたリ、他人の気持ちを理解することができるようになります。
わたしは、高校受験でも大学受験でも不合格を味わっています。だからこそ、子どもたちに多くのことを伝えることができると思っています。
わたし自身が不合格という経験から多くのことを感じ、考え、学んだと思うからです。
合格でも不合格でも、自分の結果は自分でしっかりと受け止められるようになってほしいと願っています。
もちろん、陽塾の生徒は全員が合格してほしいと思っていますよ。